小学生走り方(高学年)

小学生に適した練習が子供の”成長力”を変える

小学生は、まさに伸び盛りです。その中でも、動作を身に付ける能力が最も高まる時期です。

走る練習で言えば、技術練習に力を入れる時期であることが、科学的にも証明されています。

小学生は、骨格と筋肉の成長と共に、放っておいても勝手に速くなりますが、それは”成長”であり、実際の”向上”とは別の話です。小学生の練習は、その成長過程で、より大きな向上を生む選択をしていく必要があります。

 

「小学生に適した練習」

「小学生に適さない練習」

 

何が違うのでしょうか?

まずは、強度、大きいものほど、適しません。次に、頻度、多いものほど適しません。
具体的には、週に何回もやりこむ必要はありませんし、足が動かなくなるようなハードな練習も必要ありません。ハードに頑張りたければ、せめて中学生からにしましょう。

では小学生は頑張って練習してはいけないのか?

そうではありません。強度を下げて、頑張れば、沢山練習できます。
外で全力で走ってばかりいないで、速くなるための技術練習や体幹を強くする運動をしてくださいということです。

サッカーはその点良いですね、リフティング、ドリブル、パスなど、技術的な練習レベルが明確です。走ることにも明確な技術レベルがあることを知ってください。

 

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小学生で絶対にやってはいけないこと

ハードに追い込むことです。

ハードに追い込むといっても、人それぞれ感覚は違うかもしれませんが、例えて言うならば、週何回も走り込みすることです。全力で何度も何度も走るということは、かなりハードな運動であると理解する必要があります。

小学生の身体は、まだ小さく骨格も安定せず、強い負荷に耐えられる筋力も備わっていません。追い込みすぎれば、怪我をしますし、関節に障害がでる危険性もあります。

現時点で、やりすぎによる肉離れ、関節障害、などの経験がある小学生は、今一度スポーツの在り方を考えてみてください。追い込みたければ中学生から、ハードに追い込みたければ高校生から頑張ってください。

 

では、、、

追い込まないで足を速くするには

どうすれば良いのか?

 

 

小学生で学ぶべきこととは

全てのスポーツにおいて言えることですが、小学生は技能を学ぶべきあり、最も動作を修得しやすいゴールデンエイジであることが理由です。もちろん筋トレをすれば、身体は強くなりますが、それよりも優先すべきことが技能であるということです。

技能を学ぶ過程で、体幹を強くし、しなやかで滑らかな動きをできるようにしていけば、中学生、高校生と年齢を重ねる毎に、パワーが増し、より技能が生きてきます。ただし、小学生と言えども、明らかに筋力レベルが低いと技能を使いこなせませんので、適度な筋力トレーニングはやらなくてはなりません。

せめて自分の体重を支える自重トレーニング(腹筋、背筋、腕立て、懸垂など)は、簡単にできるようにしておきたいです。

 

小学生で絶対にやっておきたいこと

柔軟性を高めることです。

小学生低学年では、あまり見られないケースですが、高学年になると骨格も成長し、筋肉の柔軟性が追い付かないことが良くあります。急に身長が伸びると身体が硬く感じ、痛いので体操も適当になり、硬くなるのに柔らかくしようとしない負のスパイラルに陥ってしまいます。

運動が得意な人ほど、追い込むだけでケアをする習慣も少なくなりがちなため、輪をかけて身体が硬くなるスパイラルに陥ることになります。

私は、10年以上学校教育の現場に立っていたため、上記の傾向がよくわかり、足が速い人、運動が得意な人ほど、マット運動が苦手なケースが多いと感じています。どうして、運動得意なのに、マット運動苦手なの?そのような子供たちを何人も見てきました。

きれいに開脚前転できますか?

ハードに運動している人ほど、柔軟性を高めることは必要で、また運動していない人ほど、身体を強くする筋トレが必要です。

 

小学生の成長力を高める練習に取り組みたい方はお問い合わせよりご相談ください。

 

指導例(小学生陸上TOPレベル)

1.ライバルに勝てず泣いていた小学6年生⇒既に全国レベルの中学1年生(女子)

小学生の全国大会に出場したい、小学4年生頃から指導(私の感覚的表現があり、わかりにくいと思います)

まず初めに、小学生全国大会に出場する小学生のほとんどは、4月5月生まれです。私も初めて知った時は、衝撃的でした。ですが、よくよく考えればわかることです。成長期の問題、特に女子は骨格、筋力の成長が早いので、子供と大人のレースになることもしばしば。

彼女は、2月生まれで、身長も140センチ。160センチの小学生には残念ながら勝てません。土俵が違うというか、勝負するにはまだ早い状況でした。私の指導は、中学生になってからの活躍を想定した内容で、とにかく無駄に走らせないことと技術練習で大きな走りをつくること。硬かった柔軟性も高めました。

走るフォームも、回転重視の走り方から、ストライド(分かりやすくいうと歩幅)重視に変更。

結果、小学生時代のライバルをごぼう抜きして、中学1年生で全国大会に出場しています。もし、彼女が4月5月生まれであっても、指導方針は変わりません。早期に成長した場合、柔軟性が低い傾向にあるので、必ず取り組む必要があります。

一番の苦労は、小学生の時に勝たせてあげる選択ができなかったことです、その選択は追い込むこと以外なく、将来を摘むことだったからです。勝てない悔しさを、子供にも親御さんにも、ご理解いただきました。

 

2.1回の指導でどうしても切れない14秒半ば⇒13秒5で全国大会出場の小学5年生(女子)

彼女は、5月生まれです。柔軟性に優れ、体幹の強さが飛びぬけていましたが、足を上げる意識が膝意識であり、足首に力の入りやすい、強引な走りでした。

指導回数は1回で、取り組んだ内容は、お腹で走る意識で、そのための技術練習です。指導後、数週間経ち、13秒台をすぐに出し、さらに全国大会出場を決めたと、ご報告を受けました。

彼女の場合は、柔軟性も体幹も強いので、早期に勝負できる状態です。今後は追いかけられる立場であるため、技術力で差をつけなければなりません。

 

同じ小学生といっても、成長段階に個人差があるため、練習内容の選択が非常に難しいところです。

小学生の場合、タイムで評価をするべきではありません。

 

対象者

・小学生
お子様本人にやる気があること。※遊びではないということを、事前にお子様とお約束ください。
・走力レベルに規定はありません(足が速い~足が遅いまで対応可能です。)
*運動会でビリになる、運動会のリレーが嫌だ、足が遅いとバカにされて子供が悩んでいる、陸上クラブのリレーメンバーに選ばれない、集団指導で質が低く伸びない、かけっこ教室のワイワイ感が嫌だ、足が遅い理由で試合に出れない、監督が足が速い人ばかり試合に使う、足は速いがもっと武器にしたい、セレクションのためにタイムを縮めたい、などお悩みがある方が対象です。

 

指導内容

指導内容は、クライアントの課題にリンクした内容です。共通課題はありますが、人により違ってきます。

1.技術練習

足の上げ方、下し方の基本、接地の方法、体幹の扱い方など、レベルに応じて難易度は高くなります。

2.柔軟性強化

部位別に少し変わった体操を取り入れ、柔軟性を上げます。与えられた課題をご自宅で取り組んでいただければ、効果は倍増します。

3.筋力強化

技術レベルが高いだけでは、速く走れません。身体のどの部分が弱いのか判断し、強化することで総合力を高めます。

4.体幹強化

筋力レベルの強さと体幹の強さは、必ずしもリンクしません。足が重ければ、それに応じた軸の強さが必要です。

5.総合力

基本レベルが高い場合は、各要素を高める総合的な練習をしていきます。

6.実践力

実際にトレッドミルで走りこみ。必要に応じて競技場で走りチェック。

 

活動場所

東京都中野区本町1-2-8 1F(HerosSkillスタジオ)

 

指導予約

・予約可能曜日:月曜~木曜、土日祝日

・可能時間帯:9:00~21:00

・指導時間:60分~120分

・スケジュール調整が必要なため、まずはご連絡ください。

 

指導料金

・個人指導:¥12000円/60分

 

 

備考